弊社では自社で抜染剤を作り、既製品に片面抜染加工を行っております。

抜染とは文字通りで染料を脱色するといった手法で、

既製品(正絹のみ)に抜染糊を置き、生地の色を抜いています。

上から乗せている顔料プリントとは違い、生地感がそのまま保たれるプリントとなります。

ただし、真っ白に抜けるかといえばそうでもなく、使われている染料によって白に抜けず地色が出てしまう事があります。

加工される場合は一度サンプルを取ることをオススメします。

風呂敷の素材

絹

取り扱いは主に縮緬タイプ。柔らかさと光沢さを持っています。

肌触りもよく高級な代物。水には弱いのでドライクリーニングになります。

レーヨン

こちらも主に縮緬タイプ。光沢さと発色を持っています。

絹に似せて造られたもので、人絹と呼ばれていました。

肌触りもよく、静電気も起こしにくいのが特徴です。

水につけると縮むのでドライクリーニングになります。

ポリエステル

縮緬や平織りを取り扱っています。発色の良い素材です。

吸湿性は低く耐久性の高い素材です。

シワにもなりにくく、ノーアイロンで大丈夫です。

綿

絹と同じく天然素材です。吸水性があり、肌触りの良い素材。

通気性にもよく、一年通して使用に適しています。

丈夫で洗濯しても傷みにくく長持ちします。